結論|「地元の食材を使うこと」だけが地産地消ではありません

こども園・幼稚園・保育園の給食で地産地消というと、「地元で採れた野菜を使うこと」をイメージする方が多いかもしれません。

もちろん、それも大切です。

しかしセントラルフーズグループの自然派給食では、地域の食材を使うだけでなく、その土地の食を子どもたちが日常的に食べられる形にすることも大切だと考えています。

岡山には、お米、れんこん、ごぼう、味噌など、地域に根付いた食材や食文化があります。

それらを「地元のものだから使う」のではなく、毎日の給食の中で子どもたちがおいしく食べられる形にする。

そこまでが、給食会社の役割だと考えています。

岡山県北・鏡野町のお米を契約農家につくってもらう

自然派給食で使用しているお米は、岡山県北部の鏡野町で契約農家の方につくっていただいています。

鏡野町は、水がきれいで、昼夜の寒暖差がある地域です。

給食では毎日のように食べるお米だからこそ、私たちは価格や規格だけで仕入れ先を決めるのではなく、

「どこで、誰につくってもらったお米なのか」

というところまで大切にしています。

主菜や副菜だけにこだわって、主食のお米はどこから仕入れても同じ、とは考えていません。

毎日食べるものだからこそ、産地やつくり手との関係を大切にしたいのです。

地元の食材は、子どもが食べやすい料理にする

岡山県倉敷市の連島地区は、れんこんの産地として知られています。

しかし、地元の食材だからといって、そのまま給食に出せば子どもたちが食べてくれるとは限りません。

そこで自然派給食では、「連島れんこんコロッケ」というオリジナル商品をつくっています。

同じように、岡山県井原地域の「明治ごぼう」を使った「井原明治ごぼうメンチカツ」もオリジナルで開発しています。

コロッケやメンチカツという、子どもたちにも親しみやすい料理にすることで、地域の食材と子どもたちとの距離を近づける。

これも私たちが考える地産地消の一つです。

味噌も、岡山のつくり手と一緒につくる

自然派給食で使用している味噌にも、地域とのつながりがあります。

岡山の老舗味噌メーカー「備前味噌」に依頼し、セントラルフーズグループの給食に合わせた添加物を使用しないオリジナル味噌をつくっていただいています。

既製品の中から条件に合うものを探すだけではなく、自分たちが子どもたちに食べてもらいたいものを、地域のつくり手と一緒につくる。

給食会社と地域の食品メーカーがつながることで、毎日の給食に地域の食文化を残していくこともできます。

「岡山県産を使っています」で終わらせない

地産地消という言葉は、とても分かりやすい言葉です。

だからこそ、言葉だけが先行してしまうこともあります。

私たちが大切にしたいのは、

どこの食材なのか。

誰がつくっているのか。

なぜその食材を選んでいるのか。

そして、子どもたちがどうすればおいしく食べられるのか。

そこまで考えることです。

地元の食材を使ったという実績をつくることが目的ではありません。

子どもたちが普段の給食を通して、自分たちが暮らしている地域の食に自然と出会えること。

それが、こども園・幼稚園・保育園の給食だからこそできる食育の一つだと考えています。

セントラルフーズグループの自然派給食は、地域でつくられたものを、子どもたちが毎日の中でおいしく食べられる給食につなげていく。

そんな地産地消を、これからも大切にしていきます。