結論|玄米だから硬いのではなく、「どう炊くか」が大切です
「玄米は体に良さそうだけれど、子どもには硬いのでは?」
こども園・幼稚園・保育園で玄米給食を考えるとき、こうした心配を持たれることがあります。
確かに、玄米は炊き方によっては硬さが残ります。
しかし、セントラルフーズグループの自然派給食で大切にしているのは、玄米を使うことそのものではなく、子どもたちが毎日の給食として無理なく食べられる状態にすることです。
そのため、玄米は十分に浸水させ、やわらかく炊き上げています。
「玄米を使っています」だけでは給食にならない
玄米は、精米すると取り除かれる糠や胚芽の部分も含めて食べられることが特徴です。
だからといって、「玄米だから良い」と考えて、そのまま提供すればいいわけではありません。
実際の給食で最も大切なのは、子どもが食べられるかどうかです。
特にこども園・幼稚園・保育園では、大人と同じ感覚で食材を考えることはできません。
硬さや食感、食べやすさまで含めて調理する必要があります。
自然派給食では、しっかり浸水させてから炊く
セントラルフーズグループの自然派給食では、玄米を十分に浸水させてから炊飯します。
これは非常にシンプルな工程ですが、毎日の給食では大切なポイントです。
しっかり水分を含ませてから炊くことで、玄米特有の硬さを感じにくく、子どもたちが食べやすいやわらかさに仕上げます。
「健康に良いものだから食べてください」ではなく、まず食事としておいしく食べられること。
私たちはそこを外してはいけないと考えています。
お米そのものにもこだわる
自然派給食で使用しているお米は、岡山県北部の鏡野町でつくられています。
鏡野町は寒暖差があり、きれいな水にも恵まれた地域です。
毎日のように食べるものだからこそ、単に「玄米」という種類だけを見るのではなく、どこでつくられたお米なのかまで考えて選ぶことを大切にしています。
そして、良い食材を選んだら、それを子どもたちがおいしく食べられるように調理する。
食材選びと調理は、どちらか一方ではありません。
玄米給食で見るべきなのは「採用しているか」より「どう提供しているか」
こども園・幼稚園・保育園で玄米給食を検討するとき、「玄米を使っています」という言葉だけでは分からないことがあります。
どんなお米を使っているのか。
どのように炊いているのか。
子どもが実際に食べやすい状態になっているのか。
ここまで見ることが大切です。
セントラルフーズグループの自然派給食では、玄米を特別な健康食として扱うのではなく、子どもたちが毎日の給食の中で自然に食べられる主食の一つにすることを大切にしています。
食材の良さだけを追いかけるのではなく、その良さを「子どもが食べられる一食」にする。
それが、こども園・幼稚園・保育園の給食をつくる私たちの仕事だと考えています。
