結論|「つくって提供する」だけでは、良い給食にはなりません

こども園・幼稚園・保育園の給食では、給食会社が献立をつくり、調理して提供する。

それだけが給食会社の仕事だと思われることがあります。

しかし、セントラルフーズグループの自然派給食では、給食は園と給食会社が一緒につくっていくものだと考えています。

なぜなら、厨房だけを見ていても、子どもたちの「食べる」は分からないからです。

残食量だけでは分からないことがある

例えば、ある料理の残食が多かったとします。

数字だけを見れば、「人気がなかった」「献立を変えよう」という判断になりがちです。

しかし実際には、

「初めて見る食材だった」
「少しずつ食べられる子が増えている」
「味は好きだけれど、食感が苦手そう」

など、子どもたちを日々見ている先生だから分かることがあります。

反対に、給食をつくる側には、

「切り方を変えてみよう」
「調理方法を変えれば食感が変わる」
「出汁や素材の旨味をもう少し活かせる」

といった調理側からの視点があります。

この二つの情報が合わさることで、次の給食が良くなります。

園からの声は、商品開発にもつながります

セントラルフーズグループでは、園から聞こえてくる声を給食の改善だけで終わらせないこともあります。

例えば、オリジナル商品「自然派ふるふる」は、子どもたちの完食に関する現場の課題から生まれました。

自然派バーグや連島れんこんコロッケ、味噌漬け魚なども含め、私たちは給食会社を単に決められた献立を調理する存在とは考えていません。

現場で見つかった課題を、調理や献立、ときには商品開発によって解決していく。

これも園と日頃からコミュニケーションを取っているからこそできることです。

保護者に伝えるところまでが給食

もう一つ大切なのが、保護者との関係です。

園でどのような給食を食べているのか。

なぜこの食材を使っているのか。

どんな考えで玄米や出汁を取り入れているのか。

私たちは、試食会や説明会などを通じて、給食の背景まで保護者に知ってもらうことにも意味があると考えています。

給食への理解が深まれば、園での食事と家庭での食事をつなぐきっかけにもなります。

給食会社を選ぶなら「園とどう関わる会社か」も見る

給食会社を選ぶ際には、価格、献立、食材、衛生管理など、確認すべき項目がたくさんあります。

そこにもう一つ加えてほしいのが、

「給食が始まった後、園とどのように関わってくれる会社なのか」

という視点です。

契約して、調理して、提供して終わりなのか。

それとも、子どもたちの食べる様子を園と共有しながら、給食を改善していくのか。

セントラルフーズグループの自然派給食では、園と給食会社の距離が近いほど、子どもたちの給食はもっと良くできると考えています。

給食は完成されたものを毎日繰り返す仕事ではありません。

子どもたちの変化を見ながら、園と一緒に育てていく。

それが、私たちが大切にしている給食会社としての役割です。