結論|しっかり浸水させることで、柔らかく炊き上がります

「玄米は硬い」「子どもには食べにくいのでは?」

玄米給食について、こうしたイメージを持たれることがあります。

しかし自然派給食では、玄米をしっかり水に浸してから炊飯することで、玄米特有の硬さを感じにくい、柔らかなご飯に炊き上げています。

大切なのは、玄米を使うことそのものではありません。

玄米の良さを活かしながら、毎日の給食として子どもたちがおいしく食べられる状態にすることです。

なぜ玄米を給食に取り入れているのか

白米は、玄米から糠(ぬか)や胚芽などを取り除いて精米したものです。

玄米はそれらを残した状態で食べるため、糠や胚芽に含まれる栄養成分も丸ごといただくことができます。

自然派給食では、単に「玄米の方が健康によさそうだから」という理由だけで採用しているわけではありません。

できるだけ食材を丸ごといただく。

これは、私たちが大切にしている食の考え方の一つです。

実際の現場では「浸水」が大切

玄米のおいしさや食べやすさを左右するポイントの一つが、炊飯前の浸水です。

自然派給食では、玄米をしっかり水に浸し、十分に吸水させてから炊飯します。

そうすることで玄米は柔らかく炊き上がり、子どもたちが毎日の給食として食べやすいご飯になります。

これは献立表だけでは見えない部分です。

「何を使っているか」だけではなく、その食材の良さを活かすために、現場でどう調理するか。

そこまでが給食づくりだと考えています。

「体に良いから食べなさい」にはしたくない

こども園・幼稚園・保育園の給食では、「栄養があるから」という理由だけで食材を選べばよいわけではありません。

子どもたちが実際に口にする、毎日の食事だからです。

玄米も同じです。

食材そのものの良さを大切にしながら、子どもたちがおいしく食べられるように調理する。

そして玄米や野菜など、さまざまな食材に日々の給食の中で自然に触れてもらう。

自然派給食では、そんな毎日の積み重ねも「食育」の一つだと考えています。