結論|玄米菜食は、肉や魚を一切使わないという意味ではありません

「玄米菜食と聞くと、野菜ばかりの給食を想像する」

「成長期の子どもたちに必要な栄養は足りるの?」

こども園・幼稚園・保育園で自然派給食を検討する際、玄米菜食について疑問を持たれることがあります。

セントラルフーズグループの自然派給食は、玄米菜食を中心とした食事を大切にしていますが、肉や魚などの動物性食品をすべて排除する給食ではありません。

玄米や野菜を食事の中心に据えながら、さまざまな食材を組み合わせ、子どもたちがおいしく食べられる献立を考えています。

大切なのは、特定の食材を使わないことではなく、自然の恵みを活かした食事を届けることです。

玄米菜食とは、どのような食事なのでしょうか?

玄米菜食とは、一般的に玄米などの穀物や野菜、豆類、海藻類などを中心に組み立てる食事の考え方です。

ただし、その実践方法は一つではありません。

動物性食品を控える考え方もあれば、魚などを取り入れる食事もあります。

セントラルフーズグループが大切にしているのは、食材をできるだけ自然に近い形で活かし、その持つおいしさを引き出すことです。

例えば、玄米は糠層や胚芽が残っているため、白米とは異なる栄養的な特徴があります。

野菜にも、それぞれの季節ならではの味わいがあります。

食材が本来持っているものを大切にし、調理によってその良さを引き出す。

これが、私たちの自然派給食の基本的な考え方です。

実際の自然派給食では、どんな料理をつくっているのか?

セントラルフーズグループでは、玄米や野菜料理だけでなく、さまざまなオリジナル商品を開発しています。

例えば、魚の味噌漬け。

魚のおいしさを味噌の風味と組み合わせた料理です。

また、国産原料にこだわり、卵を使用せずに開発した「自然派バーグ」もあります。

岡山県倉敷市の特産品である連島れんこんを使用した「連島れんこんコロッケ」も、私たちのオリジナル商品の一つです。

こうした料理づくりで共通しているのは、単に食材を組み合わせるのではなく、素材の特徴を活かすことです。

魚には魚のおいしさがあり、野菜には野菜のおいしさがあります。

それぞれの食材の良さを引き出しながら、子どもたちが楽しめる料理に仕上げていきます。

なお、卵を使用していない商品であっても、すべての動物性原料やアレルゲンを使用していないという意味ではありません。アレルギー対応では、商品ごとの原材料確認が必要です。

野菜中心の給食で、子どもたちに必要な栄養は足りるのでしょうか?

ここは、給食会社として特に大切にしなければならない部分です。

こども園・幼稚園・保育園の子どもたちは、身体が成長する大切な時期にあります。

そのため、玄米や野菜を中心にした食事であっても、必要なエネルギーやたんぱく質、脂質、鉄、カルシウムなどを十分に考慮する必要があります。

玄米や野菜には優れた栄養的特徴がありますが、それだけですべての栄養が満たされるわけではありません。

魚や肉、大豆製品など、それぞれの食材が持つ特徴を理解し、献立全体で栄養バランスを整えることが重要です。

玄米菜食だから健康的、という単純な考え方ではなく、子どもたちの成長に必要な食事になっているか。

私たちは、そこを見失ってはいけないと考えています。

給食現場で大切なのは、食材の良さをどう引き出すか

自然派給食では、食材選びと同じくらい調理方法を大切にしています。

例えば、野菜。

同じ野菜でも、茹でる、蒸す、煮るといった調理方法によって、味や食感が変わります。

セントラルフーズグループでは、素材の旨味をできるだけ逃さない調理方法の一つとして、「蒸す」という技術を活用しています。

また、出汁にも工夫があります。

いりこを粉砕した「炒り粉」を料理に取り入れたり、出汁を取った後の昆布をミキサーにかけ、味噌汁に加えたりしています。

出汁を取って終わりではなく、食材そのものをできるだけ活かす。

こうした工夫は、食材を無駄なく使うことにもつながります。

そして何より、子どもたちにおいしく食べてもらうための工夫でもあります。

良い食材を選ぶだけでは、おいしい給食にはなりません。食材の特徴を理解し、そのおいしさを引き出す調理技術が必要なのです。

玄米菜食は、子どもたちの食の世界を狭めるものではありません

私たちは、玄米菜食を食材の選択肢を狭めるための考え方にはしたくありません。

むしろ、普段あまり口にすることのない野菜や穀物、地域の食材など、さまざまなおいしさに出会ってほしいと考えています。

例えば、家庭では白米を食べている子どもが、園で玄米のおいしさを知る。

普段は苦手な野菜も、調理方法が変わることで食べてみようと思う。

地域の特産品を使った料理を通じて、身近な食材に興味を持つ。

毎日の給食には、そんな可能性があります。

もちろん、すべての子どもが最初から喜んで食べるわけではありません。

だからこそ、園の先生方から子どもたちの様子を教えていただきながら、食べやすさや調理方法を考えていくことが大切です。

私たちが目指すのは、食材の持つちからを活かした給食

セントラルフーズグループの自然派給食は、玄米菜食を中心に、国産食材や地産地消を大切にしています。

しかし、玄米を使うことや、野菜を多く取り入れることだけが目的ではありません。

私たちが本当に大切にしているのは、食材の持つちからを活かし、子どもたちにおいしい食事を届けることです。

そして、毎日の食事を通じて、さまざまな食材のおいしさを知ってもらうことです。

食材にこだわること。

調理技術を磨くこと。

子どもたちの成長に必要な栄養を考えること。

そして、何より食べることを楽しんでもらうこと。

そのすべてが、私たちの考える自然派給食です。

玄米菜食は、何を食べないかではなく、食材の持つ良さをどう活かすか。

セントラルフーズグループは、これからも自然の恵みを大切にしながら、こども園・幼稚園・保育園の子どもたちに、食べる喜びを届けていきたいと考えています。

セントラルフーズグループの自然派給食について

玄米菜食を中心とした自然派給食の考え方や、こども園・幼稚園・保育園への導入については、セントラルフーズグループ公式サイト⁠をご覧ください。