結論|大切なのは、味を足すことより素材の旨味を引き出すこと

「化学調味料を使わない給食は、味が薄くなるのでは?」

こども園・幼稚園・保育園で自然派給食を検討する際、このような疑問を持たれることがあります。

しかし、セントラルフーズグループの自然派給食では、化学調味料に頼らなくても、食材の持つ旨味を活かすことで、おいしい給食をつくることはできると考えています。

そのために大切にしているのが、出汁の取り方と調理方法です。

私たちは、調味料で味を整える前に、食材そのもののおいしさをどこまで引き出せるかを考えています。

おいしさは、調味料だけで決まるものではありません

料理のおいしさを決める要素は、塩分や調味料の量だけではありません。

食材が持つ甘味や旨味、香り、食感、そして調理によって生まれる味の変化も重要です。

例えば、同じ野菜でも、生のまま食べたときと、じっくり加熱したときでは味わいが変わります。

加熱することで甘味を感じやすくなる野菜もあります。

また、出汁の旨味が加わることで、塩分を増やさなくても味に奥行きを感じられる場合があります。

大切なのは、味を濃くすることではなく、素材のおいしさを感じられる料理に仕上げることです。

自然派給食が大切にする「旨味を逃さない調理法」

セントラルフーズグループでは、素材の旨味をできるだけ逃さない調理方法を大切にしています。

その一つが「蒸す」という調理方法です。

野菜を茹でる場合、水に溶けやすい成分の一部が茹で汁に流れ出ることがあります。

一方、蒸す調理では食材が大量の湯に直接触れないため、水溶性の成分が流出することを抑えやすいという特徴があります。

もちろん、すべての料理で蒸すことが最適というわけではありません。

料理の種類や食材によって、茹でる、煮る、焼く、蒸すといった調理方法を使い分けることが必要です。

私たちが重視しているのは、「CFGこだわりの旨味を逃さない調理法」によって、食材本来のおいしさを子どもたちに届けることです。

いりこや昆布の旨味も、給食のおいしさを支えています

自然派給食では、出汁も大切な役割を担っています。

例えば、いりこ。

セントラルフーズグループでは、いりこを粉砕した「炒り粉」をさまざまな料理に取り入れています。

出汁を取るだけでなく、食材そのものを粉砕して料理に使うことで、いりこの風味や旨味を活用しています。

また、昆布も大切な食材です。

出汁を取った後の昆布をミキサーにかけ、味噌汁に加える工夫も行っています。

こうした取り組みには、食材を無駄なく活かすという考え方もあります。

化学調味料に頼らず、自然の食材が持つ旨味を組み合わせて料理をつくる。

これは、私たちの自然派給食を支える調理の考え方です。

毎日の味噌汁にも、給食会社の考え方が表れます

こども園・幼稚園・保育園の給食で、味噌汁は身近な料理の一つです。

セントラルフーズグループでは、添加物を使用しないオリジナルの備前味噌を取り入れています。

味噌汁は、味噌だけで味が決まるわけではありません。

出汁の旨味、具材から出る風味、味噌の特徴などが組み合わさって、一杯のおいしさが生まれます。

だからこそ、私たちは味噌という調味料だけでなく、出汁や食材の扱い方まで大切にしています。

毎日の給食では、こうした基本的な料理にこそ、調理の考え方が表れると感じています。

化学調味料を使わないことが目的ではありません

ここで大切にしたいことがあります。

それは、化学調味料を使わないこと自体を、給食の最終的な目的にしないということです。

化学調味料を使用していないからといって、必ずおいしくなるわけでも、栄養バランスが整うわけでもありません。

私たちが目指しているのは、子どもたちがおいしく食べられる給食です。

そのために、国産食材を基本とした食材選びや、出汁、調理方法にこだわっています。

どれだけ良い食材を選んでも、その良さを引き出せなければ意味がありません。

反対に、素材の特徴を理解して丁寧に調理することで、シンプルな味付けでもおいしい料理に仕上げることができます。

食材へのこだわりと、それを活かす調理技術。この両方があって初めて、自然派給食の価値が生まれると考えています。

私たちが目指すのは、子どもたちがおいしいと感じる自然派給食

セントラルフーズグループでは、自然派給食を単なる食材へのこだわりだけで考えていません。

国産食材を選ぶこと。

化学調味料に頼らないこと。

出汁の旨味を大切にすること。

素材の良さを活かした調理を行うこと。

そのすべては、子どもたちにおいしい給食を届けるための取り組みです。

こども園・幼稚園・保育園の給食は、毎日の積み重ねです。

特別な日の豪華な料理よりも、普段の味噌汁や野菜料理をおいしく食べてもらえること。

そこに、給食会社としての技術と責任があると考えています。

「身体に良いから食べてほしい」ではなく、「おいしいから食べたい」。

そんな自然な気持ちが生まれる給食を、これからも大切にしていきたいと思っています。

セントラルフーズグループの自然派給食は、食材の持つちからを信じ、そのおいしさを引き出す調理を通じて、子どもたちの毎日の食事を支えていきます。