結論|給食会社の役割は、園での食事だけに限らないと考えています

こども園・幼稚園・保育園の給食会社の仕事は、子どもたちに安全でおいしい給食を届けることです。

しかし、セントラルフーズグループの自然派給食では、給食会社だからこそ、家庭の食生活にも役立てることがあるのではないかと考えています。

その取り組みの一つが、園で親しまれている給食の味を家庭でも楽しんでいただくための商品づくりです。

私たちは現在、「おうちで自然派」という取り組みを通じて、給食と家庭の食事をつなぐ新しい仕組みづくりを進めています。

なぜ、給食会社が家庭向けの商品をつくるのか?

共働き家庭が増える中、毎日の食事づくりに負担を感じている保護者も少なくありません。

仕事を終え、子どもを迎えに行き、帰宅してから夕食を準備する。

忙しい毎日の中でも、子どもにはできるだけ良いものを食べさせたい。

そんな思いを持つ家庭に対して、給食会社として何かできないだろうか。

私たちが考えたのは、子どもたちが園で食べている給食の味を、そのまま家庭の食卓にも届けることでした。

自然派給食から生まれたオリジナル商品

セントラルフーズグループでは、これまで給食づくりの経験を活かして、さまざまなオリジナル商品を開発してきました。

例えば「自然派バーグ」。

卵を使用せず、国産原料にこだわって開発したハンバーグです。

また、岡山県倉敷市の特産品である連島れんこんを使った「連島れんこんコロッケ」もあります。

そのほか、味噌漬け魚など、家庭の食卓でも楽しんでいただける商品があります。

こうした商品は、単に販売するためだけにつくったものではありません。

毎日の給食づくりで培ってきた食材選びや調理の考え方を、家庭でも活かしていただきたい。

そこに私たちの商品づくりの原点があります。

実際の現場では、販売する仕組みも大切です

商品を開発することと、保護者に無理なく購入していただけることは別の問題です。

例えば、園のお迎えの時間。

保護者が迎えに来る17時以降には、給食室のスタッフがすでに勤務を終えていることもあります。

また、園児数が多い施設では、一度に多くの保護者が購入を希望される可能性もあります。

そのため、冷凍商品の保管方法や販売時間、園の先生方への負担なども考える必要があります。

セントラルフーズグループでは、まず一つの施設から取り組みを始めることを想定し、施設の規模に応じて本社スタッフが販売をサポートする方法なども検討しています。

良い商品をつくるだけではなく、保護者が利用しやすく、園にも負担をかけない仕組みをつくること。

これも給食会社として大切な仕事だと考えています。

給食の価値は、園の外にも広げられる

私たちは、給食会社の価値を「毎日決められた食数を提供すること」だけで考えていません。

子どもたちが園で食べているものを、家庭でも楽しんでいただく。

保護者の食事づくりの負担を少しでも軽くする。

そして、園での食体験が家庭での会話や食事にもつながっていく。

そんな関係をつくることができれば、給食の持つ価値はさらに広がります。

セントラルフーズグループの自然派給食では、国産食材や素材の旨味を活かした調理を大切にしながら、子どもたちの食を中心に、園と家庭の両方を支えられる給食会社を目指しています。

給食は、園で食べ終わったらそれで終わりではありません。

毎日の給食で培ったおいしさや安心感を、家庭の食卓にもつなげていく。

「おうちで自然派」は、そんな思いから生まれた新しい挑戦です。